胡蝶之夢

こんな夢を見たい

2023年のもうじき春

2023年になっていた。 2022年4月には結局工場勤務を辞めた。次など決めず、ただ辞めたくなったから辞めた。 日曜の夜から勤務が始まり、月曜の朝に終わる。入れ違いに来る日勤の人たち。上長が来た。私はついに決心した。 1か月して、退勤日を迎えた。朝も、…

2022年の抱負!!(いまさらかっ!!)

2月になって、現状は変わらず、むしろ悪くなっているようにすら感じる。日々職場と自宅の往復。退屈できつい仕事。殺伐とした人間関係。孤独。自己嫌悪。無力感。 もう今年の目標すら立てられないのか。どことなく諦められない何か。ああ あああああああああ…

再受験の夢を見る

私は再受験をする。と思う。 公務員になろうかなどとほざいたが、さらに心境の変化もあり、また別の道を考えている。 普通のサラリーマンのような生き方ではなく、専門職に生きる方が良かろうか、など。 広く一般に役立つことをどこか裏側でやるのではなく、…

本棚:9月9日

夜勤前の休日で、何となくふさぎ込んでしまうのが嫌なので今日も外をうろうろしていた。結局目的もなくいきつくのは本屋くらいで、何も買わないのは気が済まない。目についた面白そうな本を買ってみる ・仏教用語の基礎知識 山折哲雄 (角川選書) 東アジア…

工場勤務4か月やってみた!

とても辛いです 工場に配属されて4か月ほど経ちましたのでちょっと感想でも書こうと思ったのよ。 工場といってもここでは焼却工場で、産廃をやっている会社での話。製造業と違って業界規模が狭いので特定されちゃうかもだが、半分フィクションなのであまり気…

ちょっとした決意表明

ずっと心の中で引っかかっていたものがある。それはなんだっただろうか。時が流れ、こうして日々仕事場と寮を往復するだけで、変化の訪れようのない生活を思い入社3か月にして既に辟易している。 年齢。27歳になる年に就職。おそらく25を超えるあたりから、…

7月下旬:勝浦

雨が降りやんだと思ったらそのまま梅雨が明けた。夏空に入道雲が重たく描かれている。もう何度も見てきた夏の光景。今年は最も退屈な夏になりそうだ。厳しい日差しを突っ切る電車に乗って、勝浦に赴いた。 その日は千葉駅で昼を摂った。なんでもよかったので…

6月下旬:館山

1週間ぶりに昼に外に出てみたらなんと気温が高いではないか。夜の雨の日が続いていたので全く油断していた。世間は雨で春の陽気を洗い流し、夏に染まる準備をしているみたいだ。そんなことを思いながら外房線から安房鴨川経由で館山まで行った。 昼時の駅前…

しおり:文学は実学である(荒川洋治)

先日購入した本。詩作家荒川洋治先生のエッセイ集。多数の作家作品を自由に謳歌する。文学に触れることのない私には初めて知る作家ばかり。古くは大正時代、おおむね昭和時代、いくつか平成といった感じ。旅行の話も多い。「「銀の道」を行く」はスペイン西…

6月下旬:ちょっとそこまで

家にいると脳内がうるさいので外に出てしまう。あてもなく電車に乗って1時間揺られれば東京駅にたどり着く。平日の昼、丸の内はせわしなく働くカッターシャツの人たち。丸善に入るも購入は無し。いつも通り棚に並んだ本を見てたが、突然無気力に襲われた。仕…

読書灯:孤独地獄

芥川龍之介の短編である。青空文庫に収録されており、誰でも読める。大叔父の体験を母から聞いた話。放蕩の限りを尽くしているようにみえる僧侶と出会う。名は禅超。ある晩に語った内容だ。大別して3つに分かれる地獄のうち、2つは地下深くに在るが、1つは…

本棚 6月8日

先日本屋に赴いた。3冊しか購入してないがレジで1万円といわれておどろいた。どうも寝不足で判断能力が低下していたらしい。購入動機でも書いておく。 ・公害防止管理者大気関係攻略問題集 仕事上こういった資格を取ることが求められる。参考書はあるが過去…

6月初旬の東京湾

深夜、ちょっとどこかに、と思って海ほたるまで来てしまった。深夜は道が空いているし、人も少ないからとスイスイアクセル踏めば1時間と少しで到着する。がら空きの駐車場に車を停めて、エスカレータに乗って5階は展望デッキ。旅行客数人が写真を撮っている…